11月中旬となり、朝晩めっきり寒くなってきました。
11月10日には大山山頂が雪化粧。
11月19日には庄原や芸北地域でも積雪が確認されました。
冬と言えば道路凍結。スタッドレスタイヤへの交換が欠かせません。
降雪予報が出てから交換される方も多いと思いますが、絶対ではないものの、なるべく11月中に交換をおすすめします。
◎早めに交換をすすめる理由
①保管していたスタッドレスタイヤの状態を確認できる
タイヤの状態によっては新品交換が必要になることがあります。
②交換が必要な場合、タイヤサイズによっては在庫がなく取り寄せに日数を要する
③降雪予報後は、整備工場・タイヤショップ・ガソリンスタンドが混雑
予約が必要となり、運よく対応できても4~5時間待ちになることがあります。
◎スタッドレスタイヤの寿命は何年?
スタッドレスタイヤに限らず、タイヤ寿命の目安は次のとおりです。
・使用開始から5年経過
・製造から10年経過
スタッドレスタイヤは夏タイヤより柔らかいゴムでできているため、劣化して硬化すると路面で滑りやすくなり危険です。

使用開始から5年以上経過している場合は、継続使用に問題がないか確認してください。
判断できない場合は整備工場や専門店に見てもらいましょう。
製造から10年以上経過している場合は、新品交換をおすすめします。
また、タイヤ溝が50%以下になると性能が低下します。
交換目安としてプラットホームが出現します。
プラットホームが見えたら、できるだけ早めに交換してください。
走行距離が少なく溝が残っていても、サイドにひび割れなどが見られる場合は交換が必要です。

タイヤの製造年月を確認するには! タイヤサイドに4桁の数字がありますので確認してみてください。

摩擦耗

ピンチカット

使用開始から5年で点検、製造から10年で交換が目安ですが、プラットホームの出現、
コードに達するひび割れ、傷、偏摩耗、ピンチカットなどがある場合は、年数に関係なく交換してください。
これらを放置するとタイヤ寿命の短命化だけでなく、事故につながる恐れがあります。
季節に応じたタイヤ交換、安全運転、そして日常点検を心掛けることで、事故防止につながります。




