最近、レンタカー会社の車両でない『わナンバー』を、よく見かけませんか?
これは、最近の自動車販売・整備会社の代車がレンタカーで登録されているためです。
これまで車検や修理(板金を含む)の入庫促進の為に自動車販売・整備会社が、代車を無償で貸し出すサービスが
一般的でしたが、最近では有償化が一般的となっております。
車検であれば短期貸し出しで予定が組めますが、一般修理・板金修理ともなれば長期貸し出しとなるうえ、
その間、代車での事故も多く顧客とのトラブルとなるリスクがあるからです。
そのためレンタカー登録をすることで、代車を有償化できるというわけです。
自動車保険に代車等諸費用特約がある事は、ご存知の方も多いと思いますが、
意外にもこの特約を付けられていない方が多いのも現状です。
*特に契約車両がバイクの場合が多い!
第三次バイクブームでツーリングを楽しむ方も多く、1日の走行距離も400~500kmもざらです。
中山間部で事故・故障にあってしまうと、ロードサービスを受けたのは良いが、帰りはどうする??となります。
因みに、レッカー車の多くは車両積載専用車両で登録されており、人を同乗する事ができません。
その場合、人道的に最寄りの駅やバス停までは連れて行ってもらえますが、そこからは自力で帰宅しないといけません。
これはバイクだけでなく車も同じです。
代車等諸費用特約のメリット
・事故だけでなく故障などで走行不能となった場合にも対応。
・事故・故障でレッカーの場合、運転者・同乗者の現地からの帰宅等の費用の負担
・事故・故障でのレッカーの場合、運転者・同乗者の宿泊費用の負担
・修理完了後の車両引取り費用
代車等諸費用特約のデメリット
・保険料の負担
デメリットよりメリットの多い特約ですので、行楽シーズンに入るこの時期に是非、代車等諸費用特約の加入検討をお願いいたします。